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QX はシェアウェアなんですが、ちょっと変わっていてレジスト前の使用制限は一切なく、試用期限も実質的にはありません。その気になればレジストせずにいつまでも使いつづけることが出来ます(もちろん推奨してる訳ではないです)。レジストしてもパスワードや ID などが送られて来たりすることもありません。何せパスワードや ID を登録するところなどないのですからね。
過去に、不正に入手したパスワードを入力するとハードディスクの 中身を消去してしまうというボムを仕込んだおっかないシェアウェアがあったりした訳ですが、QX はその対極にあるようなシェアウェアで、araken さんがどういう意図で一切の制限を付けずに公開しているのか分かりませんが、確固とした自信のようなものを感じさせます。
元々プログラムソース編集のために QX を使い始めたのですが、マクロをいじり始めたら案の定はまってしまい、しばらくの間マクロを作ることだけが目的で QX を使うという本末転倒した状態になってしまいました(笑)。
そんな QX ですが、自分で使いやすいように結構カスタマイズしていた使っていたところ、ある日手違いでそれらの設定を初期化してしまいました。これはかなりショックで、自分なりに使い慣れた QX にカスタマイズし直す気がなかなか起きないまま、ちょうどプログラム製作の気力が落ち込んでいたことも相俟って次第に QX に触る機会も減ってしまいました。
とはいえ、プログラムソース編集に欠かせないエディタなので、少なくともプログラミングから離れない限り QX は手放せません。現在は操作キーのカスタマイズくらいであとはほとんど配布状態のままで使っています。マクロ作りもお休み状態です。んな訳で、ここに掲載しているマクロについてはあまりサポートを期待しないで下さい。
dosout.com [Si版] | |
^QN / カーソル位置にファイル名挿入 | [1999/05/30] |
COMMENT / マクロコメントマクロ | [1998/07/13] |
EXPL / エクスプローラー起動 | [1998/07/22] |
HIST_CLR /「最近編集した文書一覧」クリア | [2013/01/27] |
MAILTO / メールアドレスから送信メール作成 | [1998/08/18] |
QSPACE_S / スペース挿入マクロ拡張版 | [1998/08/10] |
REPBLOCK / ブロック対応置換マクロ | [1998/03/29] |
REPMULTI / 複数文字列一括置換 | [2013/01/27] |
SPLIT / ファイル分割マクロ | [1998/03/07] |
SSORT / テキスト高速ソートマクロ | [2002/06/23 (2006/02/05:リンクミス修正)] |
SVZ / Vz風小物マクロ集 | [1998/04/10] |
TBAR_C / C開発用ツールバー | [1998/12/11] |
URLCLIP / URLをhtml形式でクリップ | [1998/04/05] |
dosout.com [Si版] | version 1.00 | dosout10.lzh |
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これはマクロではありません。一部の PC-98x1 の Windows95 でテキストエディタQXでの DOS 画面出力取り込みがうまくいかないと言う症状を改善するツールです。テキストエディタQXオリジナルの dosout.com と差し替えるだけで利用出来ます。PC-VAN や NIFTY SERVE で 1997/9 月に公開したのと同じものです。
カーソル位置にファイル名挿入 / ^QN | version 1.00 | ^qn100.lzh | 1999/05/30 |
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version 0.51 | ^qn51.lzh | 1998/03/09 |
カレントファイルあるいはダイアログボックスから選択したファイルのファイル名をカーソル位置に挿入します。クリップボードにコピーすることも出来ます。ファイル名は、フルパス名、ファイル名のみ、+サイズ・タイムスタンプ情報付き、それぞれのロングファイルネーム、ショートファイルネーム計8種類から選択します。
【変更点】 | ||
1999/05/30 | v1.00 | ・ポップアップメニューの表示形式を変更( WIN98で画面幅を超えるパス名を表示させると動作がおかしくなる為) ・タイムスタンプの日付表示でゼロサプレスを行うようにした ・パス名のクリップボードへのコピーに clipboard$ を使うように変更 |
1998/03/09 | v0.51 | ドキュメントを入れました。マクロ自体は同じものです。 |
マクロコメントマクロ / COMMENT | version 1.00 | comment.lzh | 1998/07/13 |
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変な名前のマクロですが(笑)、マクロファイル中の選択範囲にコメント記号を一括挿入、削除すると言うマクロ作者さん向けの小物マクロです。
エクスプローラー起動 / EXPL | version 1.21 | expl121.lzh | 1998/07/22 |
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QXからエクスプローラーを起動するだけのウルトラ(死語)ミニマクロです。編集文書があればカレント文書のあるディレクトリをエクスプローラーで開きます。カーソル位置は自動的にカレント文書上になります。編集文書がなければカレントドライブのカレントディレクトリをエクスプローラで開きます。
【変更点】 | ||
1998/07/22 | v1.21 | カレント文書が無題ファイルの時はカレントディレクトリをエクスプローラーで開くように改良 |
1998/07/19 | v1.20 | 既にエクスプローラーが起動中の場合、カレントファイルにフォーカスが移らないことがあるのを改良 |
1998/07/07 | v1.10 | エクスプローラーの複数起動を抑止するようにした |
「最近編集した文書一覧」クリア / HIST_CLR | version 1.41 | hclr142.lzh | [2013/01/27] |
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常駐リストの「最近編集した文書一覧」の履歴を整理するマクロです。存在しないファイルだけの履歴削除、特定の拡張子を持つファイルだけの履歴削除も出来ます。
v1.30 で仕様を変更して、存在しないファイルの履歴削除は必ず実行されるようにしました。
以前のバージョンだと通常の履歴削除ではファイルの存在の有無に関わらず既定数の履歴を残してあとは削除していましたが、これだと場合によっては残った履歴の中に存在しないファイルの履歴が含まれる、というオマヌケな結果になることがあるのに気付きました。存在しないファイルの履歴はどのみち不要な訳ですから仕様を変更した次第です。
【変更点】 | ||
2013/01/27 | v1.42 | ・QX本体の「最近編集した文書一覧」の履歴最大保存数変更(60 から 150 へ拡大)へ対応 |
2000/01/10 | v1.41 | ・単純なタイプミスでマクロが動作していなかった情けないバグの修正 |
1999/08/22 | v1.40 | ・特定拡張子を持つファイルの履歴削除機能追加 |
1999/08/16 | v1.31 | ・単純なタイプミスでマクロエラーになっていた情けない不具合修正 |
1999/08/14 | v1.30 |
・存在しないファイル整理はかならず実行するようにした ・マクロの動作を起動パラメータで指定できるようにした |
1998/12/11 | v1.20 | ・ディスク上に存在しないファイルだけの整理機能追加。 |
1998/12/10 | v1.10 | ・常駐リストに「最近編集した文書一覧」が表示されていなくても実行できるようにした ・履歴削除に @@FileHistoryDelete を使うように変更。画面のちらつき大幅改善(笑) |
メールアドレスから送信メール作成 / MAILTO | version 1.00 | mailto10.lzh | 1998/08/18 |
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テキスト中のメールアドレス上でマクロを実行すると、あらかじめ指定した電子メールアプリケーションを起動してそのメールアドレス宛ての送信メール作成画面を呼び出します。
QXの拡張キットに収録されている QACLICK.MAC でもメールアドレス上のダブルクリックで電子メールアプリケーションを起動することが出来ますが、メールアドレスの前に mailto: の文字列がないと駄目、任意の mail コマンドを指定しても ftp コマンドが優先されてしまう(評価版 98/08/13現在)などでそのままではちょっと使いづらく感じましたので別のマクロとして作ってみました。
QACLICK.MAC を改造してこの MAILTO.MAC を織り込めばダブルクリックで実行できるようになります。改造方法は添付のドキュメントに書いてあります。
スペース挿入マクロ拡張版 / QSPACE_S | version 1.00 | qspace_s.lzh | 1998/08/10 |
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QXの拡張キットに収録されている「半角英数字と全角文字の間にスペースを入れる」マクロ qspace.mac の拡張版です。オリジナルとの相違は
(1)半角英数字だけでなく半角記号と全角スペースの間にもスペースを入れる。
(2)ただし、半角括弧の内側の全角文字との間は無視。
(3)ダブルクォートを半角括弧とみなす(カスタマイズ可)。
と言ったところです。
ブロック対応置換マクロ / REPBLOCK | version 1.1 | repblk11.lzh | 1998/03/29 |
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評価版 98/06/02以前のQXの置換機能ではサポートしていないブロック(選択範囲)内の置換を行います。また逐次確認なしの全置換モードもあります。通常の置換モードもあるので選択状態、非選択状態の区別を意識せずに置換を実行できます。
【変更点】 | ||
1998/03/29 | v1.1 | 文字列選択状態を有効にした。通常置換時及び全置換モード時に選択文字列が検索文字列初期値として反映される。 |
1998/03/10 | v1.0 | ・全置換モードでの入力文字列履歴の保管方法変更。 ・全置換モードでの検索文字列、置換文字列入力ダイアログをひとつにまとめた。 |
複数文字列一括置換 / REPMULTI | version 2.30 | repmlt23.lzh | 2013/01/27 |
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旧版ダウンロード | version 2.22[1999/08/15] |
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あらかじめ置換パターンを記述したテキストファイルを置換テーブルとして用意して、そのファイルを元にカレントテキストの複数文字列を確認なしで一括置換するマクロです。
検索文字列だけ指定して置換文字列を省略することで検索された文字列の削除も可能です。
置換パターンにはQXでサポートされている正規表現が利用出来ます。
置換テーブルを選択決定後、置換を実行せずにそのファイルの編集に移ることも出来ます。
【変更点】 | ||
2013/01/27 | v2.30 |
・QX本体の「最近編集した文書一覧」の履歴最大保存数変更(60 から 150 へ拡大)へ対応 ・CTRLキーを押しながらマクロを実行した場合は、「最近編集した文書一覧」の履歴に手をつけないモードを追加 ・配列添え字の変数管理のポカミス修正、その他全般的な見直し |
1999/08/15 | v2.20 | ・置換テーブルの選択ルーチンによって新規オープンされたファイルで、マクロ起動時に「最近編集した文書一覧」の履歴になかったファイルは履歴に残さないようにした |
1999/08/14 | v2.10 |
・マクロ起動パラメータで、使用する置換テーブル、動作モードを指定できるようにした ・起動パラメータで置換テーブルの編集モードが指定された時は、オープン中のファイルがひとつもなくてもマクロを終了せず続行するようにした。 ・置換テーブルが新規オープンの場合は、事前にオープン可能なファイル数をチェックするようにした |
1999/08/10 | v2.00 |
・置換テーブルは指定ディレクトリから自動検索して、見つかったファイルをポップアップメニューに一覧表示するようにした ・置換テーブルのファイル名カスタマイズで、拡張子だけでなくファイル名ベース部分も含めてカスタマイズ出来るようにした ・置換テーブルの検索ディレクトリをマクロディレクトリに固定せず、カスタマイズで変更できるようにした ・使用する置換テーブルがオープン中のファイルの場合、以前のように一旦クローズせずに、オープンした状態でその時のファイルの内容をそのまま置換に反 映させるようにした ・置換テーブル選択後のポップアップメニューで、置換の実行だけでなくその置換テーブルファイルの編集に入ることが出来るようにした |
1999/06/21 | v1.20 | ・置換テーブルで正規表現を利用した置換パターンを記述できるようにした ・置換パターンをコメント化出来るようにした |
1998/04/05 | v1.10 | ・置換テーブルの内容を事前に確認するようにした ・選択状態の判定を強化 |
1998/03/12 | v1.10β | ・ブロック置換にも対応 |
ファイル分割マクロ / SPLIT | version 1.0 | split100.lzh | 1998/03/07 |
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任意の行数毎あるいはマーク位置毎にカレント文書を分割、出力します。分割ファイルには元のファイル名ベース部分+3桁の連番(+元のファイルの拡張子)の形式でファイル名が付けられます。
テキスト高速ソートマクロ / SSORT | version 2.11 | ssort211.lzh | 2002/06/23 |
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旧版ダウンロード | SSORT version 2.10 |
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カレントテキストの選択範囲あるいは全体を行単位で昇順/降順にソートします。オプションで英文字の大文字小文字同一視、重複データ削除を指定することが出来ます。ソートエンジンには専用 DLL(アーカイブに添付)を使っているので大量のデータ(50,000行まで処理可能)を高速に処理します。
【変更点】 | ||
2006/02/05 | (v2.11) | ssort211.lzh へのリンクミス修正(泣) |
2002/06/23 | v2.11 | ソートエンジンに使用している DLL のメモリ関連処理不具合修正(DLL バージョン Ver1.20 → 1.30)。DLL 入れ替えにより NT 系 Windows で正常動作しなかった問題に対応(ただし動作確認は Windows2000 のみ)。 マクロ、DLL の名称を変更。SSORT.[MAC|DLL] →SSORT_Q.[MAC|DLL] |
1998/12/15 | v2.10 | ソート結果を新規ファイルに出力するオプションを追加(DLL 自体は v2.00 と同じ)。 |
1998/12/15 | v2.00 | DLL をバージョンアップし、重複データ削除機能を追加。 インターフェースを変更し、ソート条件の指定をダイアログボックスで行うようにした。 |
1998/12/12 | v1.50 | ソートエンジンを自作の DLL に変更。 扱うデータの行数を8000行から50,000行に拡大(仕様可能メモリに依存)。 ソート条件に英文字の大文字小文字区別/同一視を指定できるようにした。 |
Vz風小物マクロ集 / SVZ | version 1.11 | svz111.lzh | 1998/04/10 |
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DOS のテキストエディタ Vz の機能の一部を真似したマクロ集です。小粒ですが Vz を知らない方にも便利に使ってもらえるのではないかと思います。(1)クローズオープン、(2)ファイルを開く、(3)ReadOnlyモードでファイルを開く、(4)ReadOnlyモード、(5)カレント文書の2重化、(6)編集のやり直し、(7)DOSコマンド実行、(8)カーソル行の複写、(9)既存ファイルへ追加、(10)大文字小文字変換、全部で10個のマクロが収録されています。
【変更点】 | ||
1998/04/10 | v1.11 | ・DOS コマンド実行マクロ改良。繰り返し実行しても複数のDOSプロンプトがオープンしないようにした |
C開発用ツールバー / TBAR_C | version 1.11 | tbar_c11.lzh | 1998/12/11 |
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QXからCコンパイラの統合環境やコマンドラインコンパイラや MAKE を起動して編集中のソースファイルをコンパイルするツールバーマクロです。たいしたものではないですが、ウィンドウの隅にでもこのツールバーをちょこっと置いておくと何かと便利かと。
【変更点】 | ||
1998/12/11 | v1.10 |
・コンパイル、MAKE で実行コマンドラインの編集が出来るようにした。 ・コマンドラインの履歴を残すようにした。 ・コンパイル、MAKE 実行後 DOSOUT.LOG をプレビューダイアログで表示するようにした。 |
URLを html形式でクリップ / URLCLIP | version 1.20 | urlclp12.lzh | 1998/04/05 |
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テキスト中の URL情報を別ファイルにクリップします。クリップファイルは html形式で作成されるのでそのままブラウザに渡せばちょっとしたリンク集になります。マクロからブラウザ起動、登録済み URLのメンテナンス(不要になった URL情報の削除)が出来ます。
【変更点】 | ||
1998/04/05 | v1.20 | ・ドキュメントを改変して添付(マクロ本体は v1.20β2 と同じです) |
1998/04/04 | v1.20β2 | ・クリップファイルのメンテナンス機能追加 |
1998/04/03 | v1.20β1 | ・クリップ時の重複チェックを行うようにした ・インターフェース変更(ポップアップメニュで処理選択) |